【こだわりの練習場経営者】横山雅也さん
2014年9月3日
こんにちは、
HGA広報担当の森山です。
個人的なお話になりますが、大学三年生の夏休みになりました。この夏は、企業のインターンシップに挑戦したりセミナーに参加したりなどと、改めて将来について考える機会が多くなってきたように感じています。
そんな中で今回は千歳ゴルフセンターの代表取締役で全日本ゴルフ練習場連盟の副会長を務めている、HGAのOB会会長横山雅也さんにお話を伺いました。そして、横山さんからは経営者としての仕事へのこだわりを聞くことができたのではないかなと思います。そのこだわりはこれから私が就職活動をしていく上でもとても貴重になる考え方でした。
こだわりの練習場「千歳ゴルフセンター」
小田急線祖師ヶ谷大蔵駅から歩いて10分、静かな住宅街の中の練習場です。取材のため訪れると、入り口前には綺麗なテラスがありました。中に入っても雰囲気はカフェのような感じで、とてもゆったりとしていました。普通のゴルフ場のイメージとは少し違う。この背景には横山さんのこだわりがあったのです。
失敗は恐れない!新しいことにチャレンジしていく!
まず、一つ目のこだわりは新しい試みに次々とチャレンジしていくことです。昔と今とでは「ゴルフ」というスポーツの持つ役割が変わってきた、と横山さん。昔は、サラリーマンのスポーツで少しお堅いイメージがあったそうです。企業に就職するとまずゴルフをやらされることは当たり前のようにありました。しかし、昔のイメージとは変わり今のゴルフは、楽しく、仲間内でやるような他のスポーツとも変わりのない「スポーツの一種」になってきたようです。
ゴルフの形が変わると、練習場の経営者もなにか新しいことを取り入れないといけません。ゴルフというスポーツからお堅いイメージが消え、明るいイメージになってきたかもしれませんが、それは経営者にとって必ずしも良い方向にはいかないようです。ゴルフが強制でなくなった以上、プレイヤーの人口は減少してしまいます。また、仲間内でできる「スポーツの一種」となったことにより、ランニング、テニス、フットサルなど他のスポーツと競合することになってきたのです。今はお客様に「ゴルフを選んでもらわなくてはいけない」のです。
例えば、ゴルフ教室の取組。ゴルフはルールが難しかったり、コースに出るハードルが高かったりと、選んでもらうために克服しなくてはならない壁があります。そこで、スウィングを教えるような普通のレッスンだけではなく、なんと座学も実施しているそうです。ルールと運動動作の両方を学ぶことができるのです。そして、コースにでるお手伝いのため、スクールでコースに行くこともあるそうです。
どうせやるなら、これでもか!!というくらいやる
もう一つのこだわりは、どうせやるなら、これでもか!!というくらいやることです。
練習場の綺麗さはここからきていたのです。今の時代、ゴルフは選んでもらわなくてはいけない、ということでしたが、それはつまり選ぶお客様は男女関係ないのです。しかし、昔からサラリーマンがするお堅いイメージがあるからか女性から見ると少し敬遠しがちなスポーツなのかもしれません。そこで、練習場では女性来場しやすいように工夫しているのだとか。
まずは、テラスやフロントの空間。練習以外にも、そこで出会った仲間とゆっくりお話ができるようにこの空間を設けているそうです。雰囲気をオシャレにすることによって、女性のお客様にもすすんで練習に来てもらえるよう工夫してあるのです。
そして、もう一つは水回り、
清潔感はもちろんのこと、パウダールームまで、これでもか!!というほどこだわっています。これがまさに「Restroom」といった感じです。
はじめて行ってみて、また行きたくなる。また、個々の練習場はたくさんの人に薦めたいなと思う。「千歳ゴルフセンター」はそんな練習場でした。横山先輩、この度はお忙しい中お時間を作っていただき、また、練習場をご案内していただきありがとうございました。
千歳ゴルフセンター
世田谷区にあるゴルフ練習場。ゴルフスクール、ラウンドレッスンも随時開催!
〒157-0071 東京都世田谷区千歳台1-32-6
営業時間 早朝6:00〜22:00